反抗軍への帰還

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「あ、そう言えばもう一人紹介する奴居たわ」 ライは思い出してミナツの肩を叩く。 「というわけで、ナツ。交代」 「分かった」 ミナツは目を瞑った。開くと同時にハルカの表情が変化する。 「チフユ……?」 「………よう、久し振りだな、ハル」 「チフユー!」 ハルカがチフユの肩を掴んでガクガクと前後に振る。 「チフユ……さん?」 イリカが首を傾げる。 「ナツは二重人格者だったんだ。で、チフユはその主人格。ついでに男だ」 「嘘です」 「忘れてたわ、すまん」 このやり取りも久し振りである。 「ハル、苦しい……」 「あ、ごめん」 「ったく」 文句を言いながらも嬉しそうなチフユは胸元から首輪を取り出して巻いた。 「それは、チョーカー?あんたが珍しいわね」 「ライにつけろって言われてんだ。あとチョーカー?じゃなくて首輪だろ?」 「ライ、あとで話があるから時間頂戴」 「断固辞退する」
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