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「それにあくまでも革命はオレ達で起こすんだ。最初からフリカと合流したら意味がない」
「………分かりました」
イリカは渋々納得した。イリカの方法も間違っちゃいない。効率が良い作戦でもある。
しかし、ここは机上ではない。勝ち方にも拘らなければならない。
「ならわたしの作戦でいいじゃない。宣戦布告したんだから、あまりジッとしてるのもどうかと思うわよ」
ハルカが説得にかかる。が、ライは首を横に振った。
「悪いがハルのは無い。イリカ以上に無い」
ミナツがライの言葉を聞いてハルカとイリカのある部分を見比べて納得していたがスルー。
「理由は？」
「オレの親父が居るからだ」
「……ライ、悪ぃ。本気でそんなこと言ってんのか？」
グレイもハルカも自身の父親を殺している。だからこそ、ライの意見に辛辣になる。
「いや、そういう意味じゃなくてな。純粋に『戦力』としての『アルバ・スカージャック』が居るから嫌だと言ってる」
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