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小学校の時も、簡単すぎる授業の中で一番楽しみだったのが、工作の時間。
お喋りしながら取り組む、うるさいクラスメイトばかりだったけど、何かを作っているときは気にしなくて済んだ。
絵を書いているときは、
なんか、こう………….
不思議な世界に迷いこんでるみたいだった。
どんな風に描くか。
どんな風に表現するか。
自分の気持ちを………
どうやって表すか。
そんなことばかりが頭の中を渦巻いて、余計なことを考えずに済んだ。
嫌なこと、怖いこと、逃げたいこと……
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