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憂鬱な朝を、素敵に変えてくれるのは、この手のひらサイズの端末だ。
「さーて、今日の更新分は、っと……」
布団の中でもぞもぞ動きながら、私は携帯を手にする。
慣れた手つきでブックマークを表示させて、お気に入りの携帯小説サイトへ。
しおりページを見て、更新されている小説をクリックした。
「あ! ラッキー、今日は更新多い!」
独り言を呟きながら、最新更新分のページを表示させる。
ワクワクしながら続きを読む、ほんの数分。
「あーあ、終わっちゃった……」
これでまた、続きが更新されるまでお預けの状態だ。
楽しい時間はあっという間に終わってしまう。
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