第7話

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「だって、今はオレがココにいるんだぜ」 あ、言われてみれば。 「だから録音を聞くのは後でな」 洋介の手がワタシの頭を撫でる。 「さ、もう遅くなってきたから、帰ろうか」 洋介は立ち上がり、ワタシに手を差し伸べてくれる。 「うん」 本当はもっと一緒にいたい。 もっと話したい。 もっと、もっと・・・・・。 「ねえ、洋介。キスして欲しい・・・」 少し驚いた顔を見せた洋介が近くに・・・・ 『チュ』 触れただけで離れていった。 「・・・もっとシテ欲しい」
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