プロローグ

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そこには何もない。 心を躍らす音も、足元を照らす光も、肌をかすめる風もない。 そんな暗く静かな空間で、前に進むことも後ろに戻ることもできずに佇んでいる。 淡々と変わり映えのない毎日が流れていく。 それはこの先、途切れることはない。
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