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テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテ…
桜「ここ…どこ?」
いつのまにか、桜は中庭らしき場所に来てしまった。
所謂、迷子だ。
桜は方向音痴で、さらに理事長室がどこかわからないため迷子になるのは当然だ。
桜「うーん…。
あ、誰かいる!!」
桜は、中庭を見回して、ある一点に視線を向けて止まった。
視線の先にある中庭のベンチには、ミルクティーブラウン色のフワフワした髪で茶色の瞳をもつ犬みたいな可愛い美少年が寝ていた。
ユサユサ←起こしてみた。
桜「あの…すみません。理事長室ってどこですか?」
桜は、ここの生徒らしき男子に理事長室の場所を聞いてみた。
?「ふああ~。
…ってあれ?もしかして、季節外れで噂の転入生?」
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