9人が本棚に入れています
本棚に追加
「アリババくん、話を聞いておくれよ~!」
「おぉ、わりーな。で、何だ?話ってのは・・・」
「僕、旅に出ようと思うんだ!」
「えぇっ!?」
えぇぇぇっ!!??さっき、モルジアナが、俺たちといると幸せっていってたの、聞いてなかったのかぁ!?
「えっ、お一人でですか??」
「え??どうしてだい?モルさんとアリババくんは一緒に来てくれないのかい?」
「っ!本当か!!あ、でも、旅に出るってどこに行くんだ?」
「そうですね、行き先次第で旅の仕方も変わってきますし・・・それに、何をしに旅を出るんですか?」
「行き先は、レーム帝国さ!理由は・・・僕は、モルさんやアリババくんと違って体力もないし、ルフに頼ってばかりなんだ。噂で聞いたんだけど、僕が行こうと思っているレーム帝国には、魔導師や剣闘士がたくさんいるんだって!あと、王宮には”ファナリス兵団”っていう集団があるらしいんだ。だから、僕もアリババくんもモルさんも行く必要があるのさ!」
「剣闘士が多いのか・・・俺も魔装を完成させるために・・・!!」
「”ファナリス兵団”・・・もしかしたら、私の行くべき場所が見つかるかもしれない・・・」
「どうだい?一緒に旅に出ようよ!!」
「よぉし、乗った!!俺はアラジンと旅に出るぜ!モルジアナはどうする?」
「私も行きます!!私の行くべきところへ行くために・・・!!」
「やったぁ!またモルさんとアリババくんと僕で、旅に出ることができるんだね!!」
「よっしゃぁ!行くぞぉ!!」
『おぉ~~!!』
最初のコメントを投稿しよう!