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「お、おう!!そうだぜ!でもな・・・」
俺はリンと同じ目線になるように座り込んだ。
「アラジンがいなかったら、俺は迷宮攻略できなかったんだ。だから、リンも信頼できる親友を作れよ!」
俺はリンの頭をなでる。
「うん!!リン、もっとおともだちつくって、おにいちゃんたちみたいにだんじょんくりあする!!」
「おう!迷宮攻略したら、たくさんごちそうを用意して待ってるからな!」
「やくそくだよ!」
「あぁ!」
グ~~ギュルギュルルゥゥ・・・
「えっ?」
「えっ?」
みんなの頭に疑問符が浮かんだ。
「すっ、すみません・・・」
誤ったのはモルジアナ、モルジアナは顔を真っ赤にしておなかをおさえていた。
「あら、もしかしておなかがすいているのかしら?」
「あぁ、俺たちそういや朝から何も食ってなかったなぁ・・・・」
「それなら、うちは宿屋だから食事と宿を用意するわよ?」
「いえっ!!そんなの申し訳ないのでっ!!」
「おねえちゃん、リンのいえにきてくれないの?」
「えっ・・・??」
「リン、おねえちゃんといっしょにごはんたべたい!!」
「え・・・えっ??」
「いいわよ、遠慮なんてしなくても、ちょうどうち、今日は休みだから誰もお客はいないわよ?」
「いやぁ、でも・・・俺ら金がねーしよぉ・・・」
「何言ってるのよ!お金なんて取らないわ!娘に迷宮の話をしてくれたんだから、お金なんて取れないわよ。」
「えっ、そ、そんなことはできないっ・・・」
「いーから、おねえちゃんもおにいちゃんもあらじんくんも来て!」
『は、はい・・・』
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