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んな妖しげなもんに入れられてたまるか!
「妖しくなんかないよ!ただ色々変なモノが混ざってるだけだからさ?」
余計不安だよアホ。
「でも…入らなかったら君、身体無いよ?」
うっ!?いや、お前神だろ?普通の身体の一つや二つぐらい…。
「作れることは作れるけど……じゃあ一年ぐらい待ってくれる?」
へ?
「生物の身体は魂の器なの。そんなモノホイホイ気軽に作れるわけないじゃない」
……いやっ、一年くらいなら…!!
「魂の状態だから飲食は出来ないよ?ただただお腹が減っていくだけ。それでも大丈夫?」
その言葉がトドメだった。
……………わかった。わかったよ!その身体に入れてくれ!
「りょーかい!いやーちょうど良い被験体が見つかってよかったよ!give and take。これこそwin winの関係だね」
俺には選択肢なんてなかったけどな。
「まぁそう言わずに。じゃあ身体に入れるよ」
そしてリリーナが指を鳴らし、
俺の意識が沈んでいった。
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