突然の別れ

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「さ、、、な」 救急車の音がしたはずなのに音が遠く感じて、苦しくなった。 僕は死ぬんだ、佐奈を置いてきぼりにしてしまうんだ。 「や、だ、、、、嫌だ」 叫びたくとも叫びをあげるのは体で、自分の声すら聞こえなかった。 そして、目の前が完全に真っ暗になった。
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