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私が不安に駆られる中、敦郎は『仕事だ』と言い、翌日に帰宅。
そして、40代の女の話をすれば、少し顔色を悪くし『朱美と結婚前に付き合ってた人かも』と言葉を濁した。
『オレには朱美しかいないんだよ。分かるだろ?』
そう敦郎は言いながら、まだ太陽が真上にある時間なのに私を抱いた。
いつもはリビングで愛の行為をしない敦郎。
なのに、今日に限っては電気もついたまま、カーテンも開いているリビングで私を抱く。
『愛してる』
その言葉を信じられたら幸せだったのかもしれない。
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