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そう、二度ある事は三度ある。
敦郎の浮気は疑いようがない。
不本意ながら今朝、亜朱さん相談の電話を入れた。
『そう、今頃分かったの・・・』
どうやら、亜朱さんは『女の勘』なのか、敦郎に初めて会った時から気付いていたと言う。
『朱美は頑固だから・・・私がそう言ったら私と縁切るって言いかねないもの』
わが母ながらアッパレだった。
『じゃ、目白探偵事務所に行きなさい。連絡しておいてあげるから』
亜朱さんの勧め通り、この探偵事務所に赴いた。
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