第2話

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な、なんだこれ? 私は、この正体不明の感情を隠すようにあわてて早峰くんに話しかけた。 「じ、じゃあ 変身 してみませんか?」 自分でもびっくりした。何いってるんだろ私? 「へんしん?」 早峰くんは驚いた表情をして私をみてきた。 そりゃあ驚くよね…。早く訂正しなきゃ! 「いや、やっぱり「やります!!」」 えっ?いまなんて? 「僕、変わりたい!って思ってたし、篠崎さんなら信用出来るから」 早峰くんは、照れ笑いを浮かべていた。 早峰くんは変わりたいって願ってるんだ!ここでやらなきゃ私じゃない!! 私は背筋をシャキッと伸ばし仁王立ちをしながら宣言した 「やるってきめたらビシバシいくよ!名付けて、『早峰くん 変身☆ボーイ大作戦!』」 私の宣言は、昼休み終了のチャイムと共に空き教室に響き渡った。
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