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ーーー放課後。
昼休みの空き教室で、早峰くんと2人で作戦会議。
「んー。まずは、目標を決めなきゃだね!」
「 目標 ですか。」
「んーーー……。そうだ!!」
「へっ?」
私のいきなりの大声に早峰くんは、間
抜けな声をだした。
「こんなのどう?『目指せリア充!』
」
「りあじゅう?」
早峰くんは、不思議そうに首をかしげた。
「要するに!目指せ彼女持ちってことだよ?」
「か、かかかか彼女!?????」
今度は、血相を変えて首をブンブンよこに振った。
「無理じゃないよ?早峰くんかっこいいし、もう少しポジティブになれば、きっとすぐクラスの人気者だよ!」
「篠崎さん…。」
早峰くんは目を輝かせ私見つめた。そして、すごく優しく微笑みながら、
「ありがとう。」
っていってくれた。
私は、嬉しくなって早峰くんに笑いかけた。
すると、早峰くんはうつむいてしまったけど、顔が赤いような気がしたのは私の気のせいだよね?
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