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ーーー昼休み。
「早峰くん!!!」
私は、勇気を出して早峰くんに声をかけてみた。
話しかけないと何もわからないしね!!
「なんですか?」
低くてやさしさを含んだ声。
「えっと・・・。す、少しだけ話してみたいなぁなんて・・・。」
すると、早峰くんは読んでいた本にいったん目を戻し
それから、バッと音がしそうなほどの勢いでこちらを向いた。
「えっ、ぼ、僕ですか!?」
早峰くんらしくない大声。
昼休み中の教室ではその声はあまり目立たなかったけど、なんだかいずらくなって私たちは、教室を出た。
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