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沖「フフッ、顔が真っ赤な君も可愛いね」
十『っ~~~!!』
一体総司の身に何が起きたんだ!?こんな総司見た事ねェ!!
今なら俺、羞恥心で死ねる気がするぞ!!
沖「浅葱」
十『はっ、はい!』
沖「ちょっと僕用事を思い出しちゃった。だからここで少し待っててくれる?すぐ帰ってくるから」
コクコクと頷くと、総司が妖艶な笑みを浮かべた。
沖「良い子だね。じゃあ、また」
そう言って、総司は俺の頬に顔を近づけてきた。
反射的に目を閉じる。
すると、凄い至近距離で総司の声が聞こえた。
沖「僕が裏口に回って奴らの証拠を見つけてくる。それまで時間を稼いで」
俺にだけ聞こえる声で囁かれる。顔が離されても呆けていた俺だが、すぐに意識を覚醒させる。
十『はい、分かりました』
沖「お願いね」
そう言って、総司は店から出て行った。
周りを見れば、あらら、全員顔が真っ赤です。奴等の視界からは総司が俺の頬に口づけしてる様に見えただろうからな。
…まァ、俺も頬に口づけされると思ったよ。なんか、ほら、こう…タイミング的にね‥。
(藤夜様作、火神十鬼(女装)と沖田総司です)
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