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おばあちゃんが作った、秘伝の薬の強烈な匂いと効き目を、感じながら思う。
この間、危篤で助からないと聞いて、青森まで飛んでいった。
峠は越したようだけど、安心は出来ない。
青森から帰るとき、おばあちゃんは目を開けて、僕を見た。
自由の利かない、動かない体だったが、確かに目を開けたのだ。
肌には変わらずに張りがあったが、呼吸は苦しそうだった。
おばあちゃんが良くなりますように。
それは奇跡が起きないと無理だと、お医者様の見解があるみたいだけれど、それでもそう思った。
そんなことを今も思いながら、今日は眠ろうと思う。
ネット回線と無線が急に利かなくなったからではない。
足が痛くて直しにいけないからでもない。
実を言うと、先日、穴に落ちて、夜。
底まで1メートルくらいの穴で、足と上半身が引っかかって、自力で這い上がった現実がありながらも。
落ちた先が5メートルも6メートルもあって、底まで落下していく悪夢を見続けて、全然眠れなかった。
色々あって、心はまだ落ち着かないのだった。
そんなわけで、仕事休んだのに、疲れているでヤンス(゚´Д`゚)
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