敬祐の過去

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その日は何も無く1日を終えた。 部活では先輩とまだあまり絡めずいいるが、バンドのみんなの結束力は日に日に上がっていってる事がわかるので楽しい。 そしてまた日が経ったある日。 1週間後に中間テストを控えている生徒たち。 部活もテスト期間はOFFになるため、今日がテスト前最後の部活になるという。 敬「勉強しないでバンドやりたいわ。」 健「確かに。 てかお前を紹介してほしいって言ってる人たちいるんだけど、どう?笑」 敬「どうって何だよ笑 男子?女子?」 健「混合。 多分強行してくるよ。」 敬「わけわかんねーよ笑 男から紹介してほしいって言われんのも初めてだし笑」 健一の友達とは何なんだろう。 知らない人にお金借りる友達がいたり、今度はよくわからない友達がいるみたい。 人見知りの俺には出来ないような事ばかりできる人たちばかりだ。 「健一ー! ちょい!」 いわゆる、可愛い女の子にドアから呼び出されて行った。 あの子かな、木島って人。 というか、なにか変な予感がする。 そしてその予感は当たる。 健「敬祐、やつら。笑」 ドア付近から指を指して笑いながら言ってきた。 中に英哉の姿もあったが、他にも知らない人が3人。うち男2人。 俺は泣く泣く外に歩いて行った。 人見知りはわかるだろうが、こういう時すごく足が重い。
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