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それからは振り回された。
俊「いい返事じゃなかったけど、絶対なかよくできる！」
ここまでくると宗教臭のするような発言にも思えるが、目は輝いていた。
こいつでも苦戦することあるんだななんてことを思っていると
俊「敬祐から誘ってみてくれない？笑」
と念を押された。
別に構わないが、なぜ俺が？とは思った。
しかしいざ話をしてみると、あっけなく転校生承諾してくれた。
俊樹はどんなしつこい勧誘をしてたのかちょっと気になった。
「敬祐効果だな。」
皆が口をそろえて言う言葉、嬉しくも思うが、なんだよそれとも思う。
その日から転校生は俺らと一緒に過ごすようになった。
「向田莉野です！」
初めてフルネームを知った。
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