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「5組の列ってこれ?」
なかなか無愛想に話しかけてくる男子が1人。
眠そうな目つきではあったが、こいつかっけーな…。
敬「そうっすよ。」
ここで、5組っすか? とか、よろしく!とか続けられれば困ることは少ないのであろうが、人見知りには初見でそれはできない。
「うす。 ありがとう。 同じクラスだからよろしくう。」
元気こそ無いが話を続けてくれた。
身長もまあ高く、目と鼻立ちがキリっとしたこいつ、高校で初めて話すことが出来たやつ。
敬「よろしく。 名前なんての?」
「中原健一。 そちらは?」
敬「鈴木敬祐。」
健「クソイケメンなのに名前普通だった。 城ヶ崎君ってイメージ。 なんか眠気吹っ飛んだわ笑」
敬「ははっ笑 こっちのセリフかもなそれ。」
意味不明なイメージを持たれていた。ただ、眠気を飛ばせたなら良いとしよう。
誰だよ近寄るなオーラあるっつったやつ。笑
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