-好きになってはイケナイ-

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どうやら、あたしの親友に最近、彼氏ができたらしい。 「うふふ」 「……」 「あはは」 「……」 「むふふ」 「きもっ……」 「えっ、なんで?!」 あたしと向き合って座る、美羽が驚いてあたしを見る。 「あんた、さっきからやばい声でてるんだけど自覚ないわけ?それ、相当やばいよ」 「?何のこと…」 「まじか…」 もう、呆れてそれ以上言葉が出ない。 美羽はまたニコニコ…いやニヤニヤした表情で手元のスマホの画面に顔を落とす。 どうやら、彼氏とのlineを存分に楽しんでるらしい。 微笑ましいことで。 1つ年下の美羽の彼氏はあたしも何度か会ったことある。 一時期美羽は彼のことでめっちゃ悩んでたし。 でも、結果オーライってことか。
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