土に埋る彼女

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彼女はもうすぐ、帰らなければ成らないのだろう。 そして彼女は、自分が消える事によって僕が傷付く事をおそれている。 彼女はそう言う人なのだ。 そんな優しい彼女に、僕が出来るただ1つの事。 「僕は大丈夫だよ。 伝えれなかった事はもう、伝える事が出来た。 もう会えないわけじゃないよ、僕が生きていればきっといつかまた会える。 だから、そんなに心配しなくて大丈夫だよ。 ありがとう
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