第1話

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家に帰り自室で優の言葉を思い返す月。そして何度考えてもその意味は分からずベッドに寝転がり天井を見つめる。 同じ年の優には分かることなのに私には全然分からない。いつの間に優は私より大人になったんだろ。 そんなことを考えていると自室にある電話が鳴り月が電話に出る。 「はい、三神です」 「山口と申しますが月さんいらっしゃいますか?」 「あ、私です」 自分宛の電話だったが相手が分からず首を傾げるが、次の言葉に凍り付いてしまうこととなった。
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