第1話

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木漏れ日の中で途方に暮れる。 目を閉じれば爽やかな風を身近に感じられるというのに、心の奥底の方でここにいる意味を探してしまう。 それはあまり意味のないことなのだと何度自分に言い聞かせてきたことだろう。 穏やかで爽やかな昼下がりに、途方に暮れる。
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