3人が本棚に入れています
本棚に追加
僕はきみのことを最後の最後まで傷つけてばかりだった。
もし望みが叶うなら、
もう一度きみに会って謝りたいとも思う。
きみの笑顔が見たい。
きみの声が聞きたい。
きみの温もりを感じたい。
そう願っても、
もうきみは僕の隣にはいない。
二度と叶うことのない望みなのだ。
だから、
僕はきみが最期にくれた日記帳を、
肌身離さず今でも大事に持っている。
きみと繋がっていられるような気がするから。
未練がましいときみは笑うかもしれない。
そう思うなら、
心の底から笑えばいいと思う。
その方が僕としても心が落ち着くから。
最初のコメントを投稿しよう!