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「ほう。それは、クレアが追われていた理由とは関係ないのか?」
「無い。だから、話せる。そいつは、根っからの悪魔よ。カプス様とケテウス様をr騙して石を取り、山へ向かったわ」
「その悪魔、名前はなんという? グルミンだかグルタミンだかと言わないか?」
「ミネラグルンよ。七層から這い出した悪魔。あいつは、芸術を求めすぎている。危険な奴なの」
クレアが、震えた。
「ほう。そうか──」
シルエットは、納得したように頷く。
「因みに、私のことは詮索しないで」
「情報もねえのに詮索なんかできねえ。あとは、そうだな。階層を繋ぐ鍵はどうした?」
シルエットは、言った。
「鍵は、ロウスが作り直した」
クレアは、答えた。
「そいつも、ぶっこわさねえとな?」
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