「彼女の11歳の夏」

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少し時間が経ち・・・ 僕が小学5年生のころ11歳の頃だったか。 季節は夏。 木陰を見つけては歩いていた暑い夏のときも、二人はそのブランコに乗っていた。 彼女は小さなチェリー柄のリボンの付いた麦わら帽子に、やわらかそうな薄手の白い綿のノースリーブのワンピース。首からは、ペンダントをぶら下げている。 そして、膝小僧が少し見え隠れするほどの長さのワンピース。膝下まである白ハイソックスに白色のシューズだった。そして内は白っぽいパンティしか身に付けていないことは容易にワンピースの生地の薄さから感じられた。   彼女の華奢な身体には少し大きめのワンピースのようで、彼女はブランコの両端を高い位置で握るものだから自ずと、脇の下からブランコで行ったり来たりするたびに幾度となく、膨らみかけた胸がチラチラ覗いたり、生地の上から胸の先端の場所がくっきりと判別できた。
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