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あっ 火花?
「今 火花が・・・」
僕が言い終わらないうちに彼女が言う。
「そんなことより もっとぉ もうちょっとぉ ボクぅ」
「ねぇ もぅ もぅちょっとぉ ですぅ」
「・・・」
まいっかぁ
しかし両手は少し疲れる・・・。
「ねぇ、ちょうだい。」
そう言いながら、僕の返事を待たずして彼女はすでに、僕のを手にとって取り上げている。
僕の・・・を・・・取り上げている。
・・・お昼の・・・居眠りでいつもそうだ・・
これも・・・夢? でも過去にあったことのような?
・・・気がする。
僕の記憶の匣はどうしてしまったのだろう。
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