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中学の頃、仲がよかった学年一やんちゃだった、小林 真美と、2人で家出する計画を立てていた。
でもその方法は、キャバ嬢になって寮に住むとか、はたちを越えてる人に家の名義を借りるとか、どれも現実味がない計画ばっかりだった。
当然、キャバクラに面接の電話をしても断られるし名義を貸してくれる人なんて見つからなかった。
そんなこんなで計画が実行されないまま、私たちは高校生になった。
私は家を出たいあまり寮の付いている看護学校、
健也は公立、
真美は通信高校に行った。
真美は通信高校に行きながら先輩の紹介で16才でキャバ嬢になっていた。
寮がついてるってだけで受けた看護学校
。
当然、本気で看護士になりたかった訳じゃなかったから続かなかった。
そしてまた家に逆戻り。
弟はすごく真面目になった。
気付いたら親に怒られるのはほとんど私。
学校をやめてからお父さんの暴力はエスカレート。
遊びに行くのは週2日、バイトの給料の9割は親に渡す、門限9時になった。
もう何をしてでも家をでてやろうと思ってみてこ(18才未満)ばかり雇ってるガールズバーを紹介してもらった。
面接の日を決め、キャリーバックに家出グッズを詰めて、面接の日の夕方私は家を後にした。
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