第2話

2/15
前へ
/167ページ
次へ
もし、死んでしまった人と 一度だけ会うことができたなら 俺は迷わず父さんに会いたい。 俺の父さんは、俺が10歳の頃 死んだんだ。 一流大手企業に勤めて 優しくて料理の上手い奥さんがいて 息子が二人もいて 今の俺から見ても とても幸せな家庭だったと思う。 当時の俺は父さんの事 馬鹿だなって思ってた。
/167ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加