彼女と俺がであった件

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「…」 開けると女子が寝ていた。 貧血なのだろうか。 肌の色は透けるように白くて、触ったらきえてしまいそうだ。 対照的な髪の黒さは痛みを知らないだろう。 なんて思った。 つまり、見惚れていた。 ロングヘアーがかぜにゆれていた。 俺は暫くそこから動けなかった。
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