会長×親衛隊隊長=幸せ

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静かなお昼休みの屋上。 僕は大好きな生徒会長様こと 聖夜様と僕の作ったお弁当を食べておりますっ?? 僕はこの時間が大好きなのです 滅多にない、 寮室以外で二人きりになれる場所 誰も邪魔はしない。 むしろ僕が隊長を務める聖夜様の親衛隊は見守ってくれる。 とってもいい人たちばっかなんだもんっ 「んー…やっぱ、ひなの料理は最高にうまいな」 そういって、 たくさん食べてくださる聖夜様 かっこいい// 「聖夜様に褒められると恥ずかしいですっ//」 僕が恥ずかしくて顔を背けたとき、屋上の入り口あたりからした 大きな音とともに入ってきたのは ドンッ 「あ! ここにいたのか!」 毬藻…、じゃなくて 転校生くん。 どんどんこちらに近づいてくる 「こんなとこでなにしてるんだよ、聖夜!早く、遊ぼうぜっ」 「は? なんで、俺がてめぇなんかと遊ばなきゃいけねぇんだ。」 不機嫌そうに聖夜様が言う。 聖夜様から、 毬藻くんを離さないともっと機嫌が悪くなる 「て、転校生くん、!」 怖いなぁ… 「なんだよ!俺は、遊(ユウ)って名前なんだ、友達は名前で呼ばなきゃいけないんだぞ!」 友達になったおぼえがないんだけどな… 「じ、じゃぁ、遊くん…聖夜様は嫌がってる…、だからっ、その、早く出て行ってくれないかな…」 「あ!まさか、お前親衛隊って奴らだろ?? 親衛隊は最低なんだぞ!親衛隊のせいで聖夜は一人なんだ、お前なんかがいるから!お前がいなくなれよ!」 …へ? なんか、 すごく傷着いた気がする… 僕らは、 邪魔とかそうゆうのしないし、聖夜様にはきちんとお友達もいる… もしかして、 僕が邪魔なの…? 「…っ……ちが、っもん……うぅ………」 「う、嘘泣きはだめだぞ!」 嘘泣きなんてしないもん…
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