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この“脳”が、行動を支配している。
そして、時折その行動は、大なり小なり社会生活からはみ出すことがある。
医師によると、双極性障害の人の脳は、非常に忙しく動いているそうだ。
例えば、躁状態のときは、眠りは浅く、睡眠時間も短いのだが、元気で活動的。
当然、行動を支配する“脳”ときたら、蟻とキリギリスの蟻状態で目まぐるしく働いている。お伽噺の蟻なら、働きすぎて死んでしまった、で済むかもしれない。
けれども“脳”は、バテる前に休ませてあげなければならない。
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