第3話 4大軍

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「何イッテルノ?」 いつも自分の事は自分でどうにかするっていうサクヒ。 どうして、なんでも溜め込むのかがわからない。 「大丈夫だよ 今回はたまたま運が悪かっただけだよ あ、それより..」 話の切り替えが上手いのは、昔から変わらない。 おまけにこの、笑い方もずっと変わらないまま。 「ユキヤとユキトのことなんだけど」 猫とか、草木とかそんな話かと思っていた俺だったが、まさかユキヤ達の話を振ってくるとは思わなかった。 「軍から下ろせないかな」 「エ...?」 「いや、やっぱりなんでもないや ごめんね、あ、俺ソウヤのとこに行ってくるよ」 コロコロと話が変わっていく。 気がついた時にはもうすべて話が終わっていて、何がしたいのか話したいのか理解できないまま。 まだ、ふらつく足取りでサクヒは部屋から出ていった。 .
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