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「何イッテルノ?」
いつも自分の事は自分でどうにかするっていうサクヒ。
どうして、なんでも溜め込むのかがわからない。
「大丈夫だよ
今回はたまたま運が悪かっただけだよ
あ、それより..」
話の切り替えが上手いのは、昔から変わらない。
おまけにこの、笑い方もずっと変わらないまま。
「ユキヤとユキトのことなんだけど」
猫とか、草木とかそんな話かと思っていた俺だったが、まさかユキヤ達の話を振ってくるとは思わなかった。
「軍から下ろせないかな」
「エ...?」
「いや、やっぱりなんでもないや
ごめんね、あ、俺ソウヤのとこに行ってくるよ」
コロコロと話が変わっていく。
気がついた時にはもうすべて話が終わっていて、何がしたいのか話したいのか理解できないまま。
まだ、ふらつく足取りでサクヒは部屋から出ていった。
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