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調子に乗った遥子は夢で教わった方法を使って『友達』を作っていた。クラスの大半は『友達』となった。一人を覗いては。
遥子(巫陽 冥。あいつは何となくだけど近づきたくないのよね。陰陽師とか言ってたけどどうせ嘘かもしくは力がないに決まってるのに。)
不思議で堪らなかったがとりあえず気にしないことにした。全ての授業が終わり遥子は鞄を持って帰ろうとしたが誰かに手を掴まれ、動きを止めた。掴んでいる手の主を見ると冥だった。
遥子「何よ、巫陽。」
冥「すいません。白川さん。ちょっと屋上に来てもらっていいですか?」
冥は真剣な目で伝えると階段を登っていった。遥子は帰ろうかと思ったが何となく気になったので冥の後を追った。
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