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三人称side 冥は現在泣きながら教室の最後尾の席に座っていた。かなりショックだったのかも知れない。クラスの白い視線が身に刺さる。彼は女装事件の後にクラスにとんでもないことを言ったのだ。 冥「あ、そうだ!皆さん!僕の事は奴隷と思って散々こきつかってくださいね♪」 と。それはもう苦笑の嵐だった。美少女(に見える少年)が自分は奴隷宣言したのだ。返しに困るのも無理はないし頭のおかしい奴と思われるのにもそんなに遅くはない。ウケが悪かったのがそうとう心に来たようだ。自業自得の自滅であった。 遥子(何か不思議な奴。)」 遥子はそんな彼を見ていた。視線に気づいたのか彼は顔を上げて遥子の顔を見つめる。戸惑いはしたが特に気にせず今日の授業は始まった。
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