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孝谷はその言葉が
自分に来ると思わなかった。
いつもは怖いとか
最低とかカッコィイとか…
そんな事しか
言われなかった。
「なんで…?
俺別に寂しくねぇよ?」
「うぅん…
富樫君はいつも寂しそう。」
「は…。意味不明だし。」
「だってさ…瞳が見えてないよ?」
「はぁ??」
「誰も自分を見てくれないって思ってるでしょ?」
「……。」
「カッコィイのも不便なんだね。」
「訳分かんねぇ…」
孝谷の目から涙が零れた。
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