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ガチャっと
また
タイミングよくドアが開き
「絵里加起きてるー?今日、転校先に初登校日だろー時間大丈夫かぁ!?」
と言って
一番まともな事を述べながら
部屋に入ってきた弟の雷が
2人の兄の言い争いを見て
溜息を吐きながら
2人の間に入り言い合いを止めて
2人を説教し始めた雷を見ながら
まだ寝ぼけているのか頭が働かずぼーってしていたら
雷の言った言葉が頭の中に響いてきて
私ははっと
完全に目を覚まして目をこすりながら
「あれ?今日だったけ?
初登校日って忘れてた(´・ω・`;)」
っと言ったら
そんな私に雷は
「まじかぁー、んまぁ確か校則ゆるいから遅刻は大丈夫だと思うけど、やっぱり初日だし登校はしとけよー」
(忘れてたとかやべー可愛すぎる)
っと言い残し部屋からスタスタと出て行った
雷に聞こえるぐらいの声量で
「うん、わかった♪じゃあ準備する。」
っと返事をして
私はのろのろと部屋着を脱いて
下着だけになり
雷がいなくなりまた言い合いを始めた
兄2の横を素通りして
机の上にある制服を取ろうとした時
信吾、翔
「「あああああぁぁぁぁ//////」」
っといきなり叫び慌てながら
兄2人は部屋を飛び出していったのだった
でも絵里香はそんな兄2人を気にせず
青のYシャツ、青チェックのスカートに紺のネクタイに紺のカーディガーンにゆっくりと着替えて
化粧台の前に行き
化粧台の上でハーフアップにして
ハンドクリームを手に塗り
荷物を適当に準備して
最後に
鏡で身だしなみを一応確認をして
荷物を持ち
自分の部屋を後にし階段を降りて下に向かったのだった
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