第①章賑やかな朝

4/6
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
ガチャっと また タイミングよくドアが開き 「絵里加起きてるー?今日、転校先に初登校日だろー時間大丈夫かぁ!?」 と言って 一番まともな事を述べながら 部屋に入ってきた弟の雷が 2人の兄の言い争いを見て 溜息を吐きながら 2人の間に入り言い合いを止めて 2人を説教し始めた雷を見ながら まだ寝ぼけているのか頭が働かずぼーってしていたら 雷の言った言葉が頭の中に響いてきて 私ははっと 完全に目を覚まして目をこすりながら 「あれ?今日だったけ? 初登校日って忘れてた(´・ω・`;)」 っと言ったら そんな私に雷は 「まじかぁー、んまぁ確か校則ゆるいから遅刻は大丈夫だと思うけど、やっぱり初日だし登校はしとけよー」 (忘れてたとかやべー可愛すぎる) っと言い残し部屋からスタスタと出て行った 雷に聞こえるぐらいの声量で 「うん、わかった♪じゃあ準備する。」 っと返事をして 私はのろのろと部屋着を脱いて 下着だけになり 雷がいなくなりまた言い合いを始めた 兄2の横を素通りして 机の上にある制服を取ろうとした時 信吾、翔 「「あああああぁぁぁぁ//////」」 っといきなり叫び慌てながら 兄2人は部屋を飛び出していったのだった でも絵里香はそんな兄2人を気にせず 青のYシャツ、青チェックのスカートに紺のネクタイに紺のカーディガーンにゆっくりと着替えて 化粧台の前に行き 化粧台の上でハーフアップにして ハンドクリームを手に塗り 荷物を適当に準備して 最後に 鏡で身だしなみを一応確認をして 荷物を持ち 自分の部屋を後にし階段を降りて下に向かったのだった
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!