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――翌日。
太陽が地上を明るく照らし出し始めた頃、カーテンの隙間から漏れる光で潤一は目を覚ました。
真夜中に散々運動したので、さすがに少し気怠さが残るが
溜まったモノが解放され、満足感の方が上回っていた。
「…ん?」
ふと横を見ると、
勇が全裸のまま立って、壁に手をついて俯いていた。
起き上がる潤一に気づくと、勇は頬を少し赤くしてキッ と潤一を睨んだ。
「え?……な、何すか勇さん…?」
「…尻 超痛い」
「へ?
…ああ、…まあ久々だったからつい頑張り過ぎたかもなぁ」
「かもなぁ じゃないわ!
お前、先の事 考えろよ
もう馬鹿っ!!」
ぺシぺシ頭を叩かれるが、夜の事を思い出して真っ赤な顔をした勇が可愛いくて、潤一はニヤけずにはいられなかった。
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