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「うん? 何?勇」
「誕生日プレゼントなんだけどさ…」
「ああ…、俺、勇が欲しいなー…なんて…な」
「…言うと思った。」
「…てへっ☆」
「……」
勇は首を傾げて茶目っ気を出す潤一を白い目で見る。
「…う…嘘です…。」
「ん…まあ…… 今日はお前の誕生日だしね…」
腕を組み、そっぽを向く勇。
潤一は少しの希望を予感した。
「え…?」
「……潤一…」
「はい…」
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