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「なら、俺のLINE IDでも構わないですか?」
(?……LINE IDって何?何かの専門用語なのかな?)
大我君の言葉に僕の頭には無数の?マークが浮かんでいた。
「もしかして先輩。LINE知らない訳じゃないですよね」
「LINEて何?」
「……。いや、だって……友達とか同期、先輩達に連絡はしないんですか?」
僕の言葉に大我君は焦りながら、色々聞いてくるけど彼が何を言いたいのか分からなかった。
(だって僕の携帯には―――――)
「だって僕の番号知ってるのは両親と幼馴染みだけだよ?」
そう言いながら見せた電話張には両親と幼馴染みであり、ここの生徒でもある木崎 桃真の三人しか登録されておらず、大我君はただ呆然と立ち尽くしていた。
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