第6話

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「・・・・え!!香美ちゃんまさか・・・」 そこまで言えば、香美ちゃんの顔がどんどん赤くなっていく。 「明日、一緒に行こうね」 「え?でも二人で約束したんじゃ」 「そんな約束してない。だから香美ちゃんも一緒に行こうね」 香美ちゃんは少し安心したように頷いた。 香美ちゃんは工藤くんに好意を寄せているんだ。 「だったら、早くそう言ってくれればいいのに!」 香美ちゃんを肘で突っつけば、照れたようにこういった。 「だって、みのりちゃんも『もしかしたら』って思ったんだもん」 その表情は恋する乙女だった。
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