第7話

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「うん、いいの」 『不味かったか?』 「ううん、美味しかったよ」 『なんで買って帰らない?』 「あんな列に一人で並ぶのイヤだもん」 とうとう幻聴と会話する程、ワタシはイっちゃった? 洋介の声が近くで聞こえる。 それが当たり前の様に、ワタシと会話をする。 『まだケーキ食べれんの?』 「うん、全然食べれ・・・」 背中から抱きしめられる。 「ゴメン、真っ直ぐみのりの所に行かないで」
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