第一章

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最近、僕たちの学校、いや町である噂が広まっていた。それはパソコンを使っていると突然画面が暗くなり、また明るくなる。 画面にはさっきまで調べていた事じゃなく、別の画面になっていた。 あなたは超能力を信じますか? 信じるのなら力を授けます その下にはyesかnoの選択肢。そしてyesを選ぶと超能力を手にするという噂。 「やだ、本当に信じてるの?嘘に決まってるでしょ」 「だって本当に超能力で暴れ回ってる人が居るって新聞にも載ってるし」 僕は幼馴染みである吉河 悠妃(ヨシカワ ハルヒ)、ハルに話すが信じて貰えない所かバカにされる。 「飛鳥もそんな噂信じる前に強くならないとダメでしょ」 「…うん」 ハルに言われると否定出来ない。僕は弱い。弱いからいつもハルに守って貰うんだ……僕だってあの噂は嘘だって分かってる。 でもーーーーーー力が欲しいんだ
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