洋館

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カイ「はー。覚える事多くて疲れた」 ユイ「明日から大丈夫かなー?」 カイ「難しい事はやらされないだろうし、何とかなるだろ」 浅葉「夕飯できたから2人共下りといでー!!」 1階から浅葉さんが呼んでる。 この館は1階に厨房、談話室、食堂があり、2階がスタッフの泊まる階になっている。 お客様には景色の良い3階を使ってもらうんだとか。 カイ「お腹すいたし、下に行こう」 ユイ「うん」 食堂には洋館らしいローストビーフ等の料理が並んでいた。 いい匂い。 浅葉「あれ、リナがいないな。呼んでくる。2人共、先に食べちゃってて」 たたた、と浅葉さんは2階に上がって行った。 ユイ「リナって誰?」 カイ「浅葉さんの娘さんだよ」 バタバタ 浅葉さんと栗色の髪の女の子が下りてきた。 パジャマ姿…… リナちゃんは黄色のパジャマが特徴的な可愛い子だった。 年齢は私とそうかわりないくらいに見える。 凄くだるそうに下りてきた。 浅葉「ほら、早く座って。2人に挨拶しなさい」 リナ「リナです。よろ…」 眠そうに目を擦っている。 ユイ「ユイです。これからよろしくね」 カイ「お前は相変わらず、いつ見ても眠そうだな」 リナ「料理の仕込み…夜に全部やってるから…眠い」 ユイ「全部ってこの夕飯もリナちゃん作ってるの?凄い料理上手なんだね!」
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