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船着き場から徒歩10分程でそれは現れた。
ユイ「へーっ!立派な館だね。タダで泊めてもらえるとか凄すぎるわ」
3階建ての豪華な洋館だった。
中から人が出てくる。
?「カイくん久しぶり!大きくなったなー!」
人の良さそうなおじさんが姿を現した。
目元が何となくカイに似てるからこの人が件の館の持主なのだろう。
カイ「浅葉さん。お久しぶりです。今日からお世話になります。こっちはユイです」
ユイ「ユイです。よろしくお願いします」
出来るだけ丁寧なお辞儀をした。
浅葉「君がユイちゃんか。聞いてた通り可愛い子じゃないか」
ユイ「へ!?」
一体何て言ったんだカイ。
浅葉「聞いてるとは思うけど、仕事時間以外は海水浴とか好きに遊んじゃって良いから」
ユイ「ありがとうございます」
浅葉「けど、台風がきてるらしいから明日は館でゆっくりするといい」
浅葉さんと館に入り掃除や食器洗いについて一通りの説明を受けた。
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