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私とジークは、マリアナを起こしに行くために立ち上がる。
「あっ、待って!その前に......」
「何だ?」
ジークは、TVを見て立ち止まる私に首を傾げる。
もう少し、もう少しでくるはず......
「「ゲートオープン!開放!」」
私はバトス○のキャラのセリフに合わせて大声で叫ぶ。
いや~やりたかったんだー、これ。
「はぁ......全く......」
大声で叫ぶ私を見て溜め息をつくジーク。
ふ、ふーん......良いもん、達成感があるから。
「大声で叫んだところで、レッツゴー!」
私はダッシュでリビングを出て、二階まで駆けていく。
ジークも苦笑いをして後をついていく。
二階に上がった私たちは、ジークたちが寝泊まりしてる部屋のドアを開く。
部屋に入ると、マリアナが寝ているのを確認する。
「気持ち良さそうに寝てるね......」
私はすやすやと、寝息を立てて眠るマリアナを起こさないように小声で話す。
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