2. 結成!ドラゴンハート

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まあ、起こすために来たんだけどね...... 「さっさと起こすか?」 ジークも小声で私に話す。 何か寝起きドッキリみたいだね...... 「よし、そうしよーそうしよー」 私はマリアナの体に手をつけ、揺する。 アースクエイク!......はい、ごめんなさい。 しかし、マリアナは微動だにもしないし、起きない。 「さすがはマリアナだな......手強い」 ジークはそう感心した様に呟く。 マリアナ......某テイルズキャラみたいだね...... 「もう。感心してないで、ジークも揺すって」 「ああ、悪いな」 私はジークに手助けを求め、二人で起こすことに。 ほら、何だっけ?三人寄れば何とやらってやつ。 「起きてー」 「起きろ、マリアナ。朝だぞ」 私とジークはマリアナの体を大きく揺するけど反応はない。 「どんだけなの......マリアナ......」 私はその場にしゃがみこみ、溜め息をつく。 寝起きが悪い人を起こす人の気持ちがよく分かった。
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