2. 結成!ドラゴンハート

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「これはもう大声しかないな」 「そうだね......」 私はジークの提案に同意し、息を大きく吸い込む。 それはもうカービ○が物を吸い込むように。まあ、あそこまでの吸引力はないけど...... 「それではいくぞ?すぅぅー......」 ジークも息を大きく吸い込む。 よし、一気に~、 「「起きろーーーーーーー!!」」 私とジークはゼ○ラが大声で雄叫びをあげるように叫ぶ。 「はぁ......はぁ......これで......どうかな......? 」 私は息を回復させながらマリアナを見る。 マリアナの体がもぞもぞ、と動く。 「......ん?何だ、もう朝か......ふぁ~......」 マリアナはさっきの私たちの叫びがなかったかのように起きる。 ブーブー。過激にファイヤーしたのに。 「全くお前は......はぁ......」 「......?どうした、ジーク?」 ジークの溜め息に首を傾げるマリアナ。 自覚がないって恐いね...... 「おはよう、マリアナ。もうすぐ朝食が出来るはずだから、リビングに行こう」
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